こんにちは。宅也(21歳・メーカー勤務)です。
今日は「食材研究所」をお送りします。
今月は「米」です。
米は日本人には欠かせない食材ですよね。
米はいろいろな種類があります。
ジャポニカ種:日本型の米です。粒は豆のような形です。
ジャポニカ種は2種類に分かれており、うるち米は一般にある白米です。うるち米は普通に飯として食べるほか、おはぎなどの料理や加工品としても使われます。
もう一つはもち米で、もち米はもちの原料です。もちや白玉など、和菓子などの加工品がおなじみですが、赤飯やおこわにも使われます。
インディカ種:インド型の米で、タイ米とも言います。主にインドやタイなどの東南アジアで使われている米で、粒は細長いです。日本ではかつて米不足が起こり、日本の白米がないときにタイ米を利用した日本国民がいましたが、米が硬くてまずいと、日本国民には不評でした。しかし、残ったタイ米をチャーハンやピラフにして食べるとうまいです。
日本の米、白米は加工するといろいろな米に分類されます。
玄米:精製されていない米で、色は茶色いです。とても硬いため、白米と同じように炊くのはNGですが、玄米モードがついた炊飯器で炊くと、簡単に炊けて、ふっくらしてうまいです。
発芽玄米:玄米よりも栄養が豊富で、白米と同じように炊くことができます。白米と混ぜて炊くことが多いですね。発芽玄米はファンケルのものが有名。
胚芽米:胚芽精米とも言います。胚芽の部分だけを残した米で、白米と同じように炊くことができます。
他には赤米や黒米、雑穀米などもあります。
世界の生産量は圧倒的に日本が多いかと思いますが、中国が多いです。タイやインド、ベトナムなどの東南アジアのほか、アメリカなどでも栽培されています。
日本は生産が減少傾向。この傾向は米に限らず、野菜や果物でも多いです。農業の世界は高齢化社会で、若者の農業者は増えてはいますが、全体的に見るとほとんど少ないです。若者が農業の仕事をする人を増やさないと、将来的には食料自給率も減少して、輸入に頼らざるを得なくなります。一日でも早く若者の農業者を増やさなければなりません。
米は日本人の主食。大切にしていきましょう。
*参考リンク*
ウィキペディア(米):https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B1%B3
*参考文献*
「フードコーディネーター教本」 日本フードコーディネーター協会編 柴田書店
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