こんにちは!はるこ(柴犬・♀3歳)です。
今日は「食材研究所」をお送りします。
今月は「日本料理の種類」です。
日本料理と言っても、いろいろな種類があります。
さて、どんなものがあるのでしょうか?
・本膳料理:飯、汁、香の物などがついた、室町時代に確立した「式正料理」という儀式料理の一部で、日本の家庭料理の「一汁三菜」の基礎にあたります。
・懐石料理:茶事を催す時に、茶をふるまう前に供する食事です。
・会席料理:酒を飲むための酒菜で構成する料理で、一般の日本料理はこれにあたります。
会席料理、懐石料理のくわしいことについては別の記事にて更新しましたので、こちらもご覧ください。
・精進料理:修業中の僧侶が日常食としているもので、肉や魚などの動物性食品やねぎやにんにくなどの刺激の強い野菜、つまり香味野菜ですが、これらの食材を使うのは禁止となっています。
・普茶料理:精進料理の一種ですが、こちらは中国の円卓に大皿料理を並べて皆で取り分けて食べる中国式の料理で、京都の黄檗宗(おうばくしゅう)のお寺の中国の僧侶がもたらしたとされています。
・卓袱料理:こちらは普茶料理と同じ形式ですが、料理が精進料理ではないことです。卓袱料理は長崎がおなじみです。
日本の家庭料理の基本的献立として、「一汁三菜」があります。
一汁三菜は主食(飯)、汁(みそ汁など)、主菜(肉・魚など)、副菜2種(野菜や豆などの料理、漬物)の5品が基本となっています。
しかし、女性の社会進出や核家族化、経済面などの影響で「一汁一菜」「一汁二菜」になっている家庭が多いです。栄養のバランスを大事にしながら、自分の家庭に合わせた献立をたてることが、無理なく食事を作ることができます。
家庭料理の献立はライフスタイルに合わせた献立を作りましょう。
*参考文献*
「フードコーディネーター教本」 日本フードコーディネーター協会編 柴田書店
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