こんにちは!健篤(けんと・中等教育学校1年)です。
今日は「食材研究所」をお送りします。
今月は「すいか」です。
すいかは夏を代表する果物ですが、実は野菜の一種。しかし、野菜として食べることはなくて、果物として食べるのが定番です。
すいかの種類ですが、こんなにあります。
紀州田舎の小さな八百屋さん 【訳あり/ご家庭用】和歌山県産 小玉すいか <ひとりじめ7> 2玉入り (1玉約1.5?1.8kg)
- 出版社/メーカー: 稲田商店
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まずは定番のすいかです。すいかはこの形ですよね。写真はカットしたもの。形は大きくて丸いです(写真は小玉すいかです)。
次は黄色いすいか。普通のすいかは赤い実をしていますが、品種改良をして、黄色いすいかも定番化しています。写真は北海道産の「おつきさますいか」っていう名前のすいか。
次は種なしすいか。品種改良した種のないすいかです。これだと料理にも使えますし、何しろ種がないので安心して食べれます。写真は切っていない丸のままのもの。
最後は小玉すいかです。通常のすいかよりも小さめ。4人家族だと十分に食べれる量です。ぼくの家では5人家族なので、ちょうどいいですね。
他には楕円形の形をしたすいか、四角形のすいか、黒玉のすいかなどがあります。
すいかの生産ですが、日本が多いのではないかと思いますが、実は中国が多いです。2012年の統計ではなんと100t以上も生産されているんです。その次はトルコ、イラン、ブラジル、エジプトの順です。他の国ではアメリカ、アルジェリア、ロシア、ウズベキスタン、カザフスタンなどでもすいかが生産されています。海外でも主に食用として食べられますが、種を食べる国も存在します。食用以外ではベトナムでは正月祝いのための縁起物として、すいかが飾られているんです。
日本では収穫量が世界26位と意外と低い…。すいかを生産する日本の地域では熊本が最も多く、千葉、山形の順です。熊本は地震の被害に遭いましたが、熊本の復興を支援するために、熊本のすいかを食べることも復興への第一歩です。
すいかは先ほど言った通り、そのまま食べるのがポピュラーですが、加工食品も意外とあります。
すいかのジャムです。いちごやブルーベリーなどのジャムに飽きた人は一度試してみてくださいね。
こちらはすいかのシロップです。かき氷のシロップや水や炭酸で割って飲むなど、応用範囲が広いです。
すいかのゼリーです。写真は有名フルーツパーラーの「新宿高野」のもの。おうちでも手作りができます。
すいかのお菓子です。グミやキャンディが多いです。アイスではロッテの「すいかバー」が有名。
最後はすいかの種を使ったお菓子です。日本ではすいかの種はすいか農家がすいかを生産する以外ではほとんど捨てますが、中国などの中華系の国ではナッツのようにすいかの種を食べます。写真のはしょうゆで味付けされています。
すいかはカリウムが含まれており、疲労回復や利尿作用があるため、夏バテに効果があります。夏にすいかを食べるのはこういった理由があるんですよ。
すいかを食べて、夏バテを解消しましょう!
*参考リンク*
ウィキペディア(スイカ):http://wpedia.goo.ne.jp/wiki/%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%82%AB
*参考文献*
「フードコーディネーター教本」 日本フードコーディネーター協会編 柴田書店
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