こんにちは!尊志(24歳・メーカー勤務)です。
今日は「食材研究所」をお送りします。
今月は「日本にはない食材」です。
日本はかつて畑で野菜や果物を栽培したり、魚介類を獲ったりしました。今でもそうです。
しかし、戦後になってから、食材を輸入することにより、現在では世界最大の輸入国となりました。
食材を輸入をすることで、メリットとデメリットがあります。
*メリット*
・世界各国の食材が食べれる:日本の食材だけでなく、中国や韓国、東南アジア、ヨーロッパの食材が食べれるのはうれしいですね。
・輸入食材なしでは日本の食卓は成り立たない:ほとんどの野菜や果物、魚介類までもが輸入に頼っています。輸入食材の方が価格も安いですし。
*デメリット*
・日本の食料自給率が低下:これ、本当に問題です。海外からの輸入がストップされると、国産の食材に頼るしかなく、消費者が争奪戦となり、争奪戦に負けたら飢餓となります。また、若者の農業・漁業・畜産への定職者が少ないのも大きな問題です。
・農薬や遺伝子組み換え食品などの安全性の問題:これは前々からの問題で、これで健康被害が起こったら大変ですよね。
輸入をしている主な食材は以下の通りです。
魚介類:特にえびは海外産のものが多いです。めったに食べませんが、キャビアは完全に海外産でしょう。
肉類:日本の場合メジャーなのが牛肉。牛肉は主にアメリカ産やオーストラリア産のものが多いです。最近では豚肉や鶏肉も輸入に頼っています。ラムなどの珍しい肉や生ハムは輸入物がほとんど。
野菜・果物:野菜ではかぼちゃやズッキーニなどは輸入物が多いです。果物で輸入品が多いのがレモンやオレンジなどの柑橘系やバナナ。あとはマンゴーやライチなどの東南アジアの果物です。
つばめの巣や料理用バナナ(青くてかたいやつです)、たろいも、キャッサバ(タピオカの原料)などは南米やアフリカ、オセアニア等で食べられる食材ですが、日本ではほとんど食べることはないため、日本にはない食材と言えるでしょう。
輸入食材はたくさんの食材を食べれるメリットがありますが、食料自給率を下げる場合がありますので、輸入食材に頼りながらも、国産の食材を増やしていきましょう。
*参考文献*
「フードコーディネーター教本」 日本フードコーディネーター協会編 柴田書店
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