こんにちは!絵都(かいと・小5)です。
今日は「食材研究所」をお送りします。
今月は「大根」です。
大根はおなじみの野菜ですよね。この冬の時期が一番おいしいんです。
大根もいろいろな種類があって、スーパーによく見かける大根が青首大根です。
多くがカットされたものが販売されていますが、八百屋さんだと葉っぱがついているやつが売っていますね。実は大根の葉は栄養があり、料理にも使えますが、流通の都合や消費者の好みで捨てられてしまうんです…。もったいないですよね。
青首大根以外の種類もあり、練馬大根や桜島大根などのご当地大根があります。かぶに近い聖護院大根や根が赤紫色の紅大根まであります。
大根の生産は「春大根」「夏大根」「秋冬大根」に区分され、秋冬が全体の7割を占めています。
都道府県別では千葉県、北海道、青森県、宮崎県、鹿児島県、神奈川県で全国生産量の半分を占めています。
大根の調理法は根が生、加熱と何でも使えます。主に煮物、みそ汁、サラダが中心ですが、漬物や切干大根として加工されます。
大根おろしもおなじみで、大根おろしにすると組織が壊され、辛味成分が出ます。これは根に含まれるアミラーゼの成分だそう。
大根の葉はおひたしや炒め物、ゆでてご飯に混ぜて菜めしにしてもおいしいです。
あと余談ですが、大根は栽培によって、人の足のような変形した大根を見かけますよね。これは固い土や小石の多い場所で栽培するとあの形ができます。見た目は変ですが、味は普通の大根と変わりません。
大根は生で煮ても焼いても消化がよくて食あたりがしないので、何をやっても当たらない役者を「大根役者」、当たりを打てない野球の打者を「大根バッター」と呼ばれます。大根役者は聞いたことがありますが。
最後に過去に更新した大根料理のレシピ記事のリンクを貼っておきます。
*参考リンク*
ウィキペディア(ダイコン):https://wpedia.goo.ne.jp/wiki/%E5%A4%A7%E6%A0%B9%E8%8F%9C
*参考文献*
「フードコーディネーター教本」 日本フードコーディネーター協会編 柴田書店
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