こんにちは。政男(51歳・料理人)です。
今日は「食材研究所」です。今月は「いもの種類」をお送りします。
早速ラインナップを紹介します。
じゃがいも:じゃがいもは丸い形の男爵、少しスマートな形のメークインが定番。最近では普通のじゃがいもよりも味の濃いインカの目覚めなども登場しました。日本では北海道などが主な産地です。
さつまいも:細長く、味が甘いいもです。産地は徳島県や鹿児島県など。徳島では鳴門金時、鹿児島では紅はるかなどがおなじみです。
里いも:小さく丸い形のいもで、加熱するとぬるっとした舌触りがあるのが特徴です。
山いも:すりおろすと粘りがあるのが特徴で、自然薯のような粘りが濃いものも。
長いも:山いもと似ていますが、粘りは少しあっさり。
えびいも:主に京都府で栽培する里いもの一種。えびのように見えることからえびいもって言うんです。
他にはこんにゃくの原料であるこんにゃくいも、アフリカで主食として食べられているたろいもなどがあります。
調理方法ですが。
じゃがいも:煮物、揚げ物など、何でも合います。煮物では肉じゃが、揚げ物ではフライドポテト、ポテトチップス、コロッケ、サラダではポテトサラダなどです。尚、じゃがいもの芽は毒素が含まれますので、食べるときはじゃがいもの芽はこそぎ取ってください。
さつまいも:味が甘いので、料理よりもスイーツでの登場が多いです。スイーツでは焼きいもやふかしいも、大学いも、スイートポテトなどが定番です。料理では煮物や汁物が多いです。
里いも:主に煮物が多いです。えびいもも同様の調理方法がおいしいです。
山いも・長いも:すりおろしてとろろにするのがベストな食べ方です。とろろ以外ではお好み焼きのつなぎやあえ物に。
最後に各いも類を使った料理・スイーツのレシピリンクを貼っておきます。
*参考文献*
「フードコーディネーター教本」 日本フードコーディネーター協会編 柴田書店
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